.南奥州の武将
かつて陸奥と称された東北地方は、平安時代の「前九年、後三年の役」を経て、
のちに平泉を本拠にした藤原氏が一大勢力を築いた。しかし、文治五年(1189)源頼朝に攻められ藤原三代の栄華は
滅びた。その広大な旧領には奥州征伐の恩賞として鎌倉幕府御家人が土地を与えられ、地頭となって現地に赴任した。
たとえば葛西・熊谷・長沼氏などで、さらにその一族が各地に広がったため、東北地方には関東ゆかりの家紋が多い。
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戦場を疾駆する戦国武将の旗印には、家の紋が据えられていた。
その紋には、どのような由来があったのだろうか…!?。
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