尼子氏は、宇多源氏佐々木氏の後裔である。近江国で栄えた佐々木氏の嫡流は六角氏と京極氏に分かれ、尼子氏の家系は京極氏に属する。先祖が近江国犬上郡甲良庄尼子郷に拠たことから、尼子を氏とするようになった。
 尼子持久は明徳三年(1392)本家であり主君でもある、近江半国に隠岐と出雲の守護を兼ねる京極高詮から出雲守護代に任じられ、能義郡月山富田城に入った。すなわち、雲州尼子氏の始祖となった。
 持久の孫、経久の代になると尼子氏は出雲国にしっかりと根をおろし、独立の気概を高めた。文明十六年(1484)経久は京極家に背いて、租税の京都送りを停止し、出雲国主を僭称した。そして、この一瞬から出雲は戦国時代に突入することになる。
●CONTETS●

・出自と家系
・家紋

・尼子氏の進展
・山陰の覇者-尼子経久
・尼子氏を年表で辿る
・毛利氏との覇権争い
・尼子氏と戦った武将家
 大内氏/毛利氏/草刈氏
 山名氏/南条氏

・居城-月山富田城



・尼子氏武将小伝
 米原氏/三刀屋氏/三沢氏
 牛尾氏/赤穴氏/大西氏
 宇山氏/立原氏/佐世氏
 湯氏/亀井氏/隠岐氏
 山中氏/本城氏/小笠原氏
 多胡氏

・尼子氏滅亡

・尼子氏再興譚
 出雲の戦い/播州上月城

【参考資料】 日本の名族の9巻の内"尼子氏"/姓氏家系大辞典/尊卑分脈/戦国大名城郭事典/古代氏族系譜集成/戦国大名系譜総覧/戦国大名370家出自総覧/日本史小百科「家系」/国史大辞典/尼子一門のルーツ/毛利元就のすべて、山陰の武将(正・続)、その他出版物・各地図書館蔵書に助けられました。(SINCE:2001-4/15)
 

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