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佐賀城址を歩く
・龍造寺氏が鎮西の雄に駆け登った居城
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城址として唯一残る遺構「鯱の門」
村中龍造寺氏の居城を、両家を併せて相続した龍造寺隆信が拡張、整備して居城とした。隆信が大友氏の攻撃によって窮地に陥り、夜襲を決意して出陣したのもこの城であった。
龍造寺氏のあとを継ぐかたちとなった鍋島氏が、佐賀藩主として江戸時代を通じて居城とし、現在残る佐賀城址となった。その遺構は城門と石垣が残るばかりだが、濠の広さが往時の佐賀城の規模が大きかったことを偲ばせている。訪れた時(2002年5月)、大御殿の再建工事が進められていて、近い将来には藩政当時の御殿が姿を現わすのも遠くない日のようだ。
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●まるで湖のような濠跡 ●龍造寺氏が創建した佐賀八幡宮
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●佐賀八幡宮で見られる龍造寺氏(左)と鍋島氏(右)の紋
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戦場を疾駆する戦国武将の旗印には、家の紋が据えられていた。
その紋には、どのような由来があったのだろうか…!?。
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