赤松氏の系図は、『群書類従』に収録されたもの以外にも、大名となった有馬氏、旗本となった石野氏の家に伝わるもの、赤松氏の後裔を称する播磨の旧家に蔵さrてたものなどがある。そのいずれが正しくて、真を伝えていないのかは、いまとなっては判断のくだしようはない。
歴史において、系図は三級資料としか見られない。しかし、そこに記された名前・経歴には、なんらかの背景があったことは間違いのないところだ。それが、自家を飾るためのものであったとしてもだ。ここに掲載したものは、諸本伝わる「赤松系図」を播磨屋なりに校合したものです。
それぞれの家を紹介しているページに附記した各氏参考系図と比較して、その違いを発見される方もいらっしゃるかも知れない。その時は、忌憚なくメールでお知らせ下さい。
■赤松氏大系図
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